2018年3月31日土曜日

6SPEED HX CVO & XLH883 修理

 
何かとトラブルの多い新しい車種
 
今回はバックギアでの破損修理
 

 
便利だけどミスると痛いバイクになります。
 

 
ポキット折れたメインシャフト
 
残念ですね。

 
加工も大変荒いです。
 
でもこれが普通なのです。
 
結構無理やりなのでこんな風になるのでしょうが
 
分解して思ったことは対策しながら
 
取り付けないとダメな物だなと思いました。
 
しかし6速ドライブはギヤが一体型になっているので
 
ご覧のようにポッキリ行っちゃうと
 
恐ろしい金額の修理代金になります。
 
メインシャフト純正7諭吉オーバーらしいです。
 
さてすべて分解の図です。
 
今回の修理はここまでしないとダメでした。
 
 

 
メインドライブギアのニードルベアリングにもダメージありですので、
 

 
ベアリング交換です。変わったベアリング構造です。
 
シフターリターンスプリングまでも破損してます。
 

 
対策ベアリング変更されてました。
 
ここのベアリング5速の時から同じですが、
 
圧入じゃないので真っ直ぐ出せば手ですっと入ります。
 
これは6速も同じでした。
 

 
メインシャフト何が変わったのか、
 
最近製造された物でした。
 
Cクリップは肉厚ましてグレードUPされてました。
 
KITについてきます

 
バチッと装着
 
その他消耗品すべて交換ですので、
 
これ以外にも部品点数はいっぱいですね。
 

 
で、いきなり完成です。
 
 

 
これで元に戻りました。
 
この作業は業者様からの依頼でしたのでここで終了です。
 
 

 
883のクラッチが変だぞと修理依頼です。
 
在庫がない部品なども有るので
 
海外発注前までにすぐにばらして状態をチェックします。
 

 
なんか当たったんでしょうか?
 
メチャ曲がってますけど?
 
修正できそうならやりますが、
 
ダメなら交換です。
 

 
金属スラッジが出てきました。
 

 
こいつでした。
 
 

 
念のため分解清掃と点検依頼いただきましたので、
 
分解して綺麗に洗浄しスラッジ除去と点検行いました。
 

 
トランスもスポーツあるあるを点検しながら、
 
綺麗に洗浄していきます。
 

 
トランスは距離の割に大変良好でした。
 
洗浄して元に戻します。
 
申し越しお待ちくださいませ。
 

 
その他いろいろ作業の間に色々と制作していきます。
 
マウント製作したり。

 
こちらも制作したり。

 
アクスルシャフトが届いたので、
 
ステンレスシャフトです。
 
値段の割にいい感じでございます。
 
 

 
ただ付いてくるワッシャがあまりにも貧弱です。
 
これはいまいちなので、製作しなおします。

 
製作したらこんな感じでする。
 
薄いとすぐに変形しちゃいます。
 
些細な事ですがこれだけでもいい感じになっちゃいます。
 
さてもう季節は春です。
 
桜満開です!
 
バイクシーズン到来です!
 
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